オートクチュールって何?

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「オートクチュールって何?」 よく耳にするファッション用語の一つですが、意外と知られていないのが「オートクチュー ル」と「プレタポルテ」の違い。
口に出すだけでもうっとりする様な、特別な響きがある単語ですね。
さて、今回は少しファッションについての知識のお勉強ということで、ファッション史を交えながら解説いたします。

「オートクチュール(haute couture)」とは?

「オート(haute)」はフランス語で「高級な」、「クチュール(couture)」も同じくフランス語で「仕立て、縫製」を意味し、単語を並べ訳すと「特注の仕立て服」を指します。
本来は「高級衣裳店」のことで、自身のアトリエを持ち、そこで働くクチュリエ(※クチュリエ:お針子さん)が、固定の顧客の為にデザイン・生地・仕立て等、
全てにおいて最高級の ものを作り、提供すると言うものです。
このようにして作り上げられた服のことを、「オートクチュール」と呼んでいます。
また、フランス政府の助成を受けて成り立っている「シャンブル・サンディカル(パリ・クチュール組合)=Chambre Syndicate de la Couture Parisinnes」と言う組合が存在し、この組合に加盟している22のメゾン(※メゾン:フランスのオートクチュール店)のことを称して「オートクチュール」と呼んでいます。
有名なメゾンのシャネル、イヴ・サン・ローラン、クリスチャン・ディオール、ピエールカルダン、 ウンガロなどがそうです。

「プレタポルテ(pretaporter) 」とは?

「プレタポルテ」とは、「すぐに着れる服=既製服」のことを言い、日本語では「高級既製服」の事を指します。特定の顧客に対して作るのではなくて、決められたサイズに基づいて 二次メーカーと呼ばれるアパレルメーカーが大衆に向けに生産し、小売産業が販売すると言うものです。「プレタポルテ」のコレクションは世界各国で行われており、代表的な所では、パリ・ミラノ・ロンドン・ニューヨークなどが有名です。  

オートクチュール展開催中

「PARIS オートクチュール―世界に一つだけの服」
そんな、長い歴史を経て今日まで受け継がれている「オートクチュール」が、この度、東京 三菱一号館美術館で2016年5月22日まで展示されております。
「芸術は、着れる。」と題されたこの展覧会では、オートクチュールの始まりから現代に至る歴史を概観するもので、
ファッション史と共に移ろいでいった最高級の特注の仕立て服を、間近で見ることができます。
シャネル、クリスチャン・ディオール、バレンシアガ、ジバンシィ、イヴ・サンローラン、ジャン=ポール・ゴルチエ、クリスチャン・ラクロワ、アライアらが生み出してきた時代を映し出す美しいシルエットの数々、刺繍・羽根細工・コサージュなど脈々と受け継がれる世界最高峰の職人技を、ドレス、小物、デザイン画、写真など合わせておよそ130点に及び紹介されております。

是非、期間中に世界最高峰のファッションに触れてみては?

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